庄内に新風をおこす鷹乃巣の
新作「つけめん新味“大地の恵み”」ができるまでを密着取材

完成までは、次世代の庄内を担う2人の若手経営者の存在があった。

松浦誠一さんと雅也さんの親子鷹が、
庄内の新しいラーメンの歴史を築いている人気店。

今夏、注目を集めている新作「つけめん新味“大地の恵み”」は、
庄内の次世代を担う、
20代若手経営者2人と雅也さんとの出会いがきっかけで完成した。

1人目の出会いは、つけダレの監修を務めた
「穂波街道・緑のイスキア」の庄司建人さん。
イタリアでのピッツァ修行を元に、
東北で唯一の「真のナポリピッツァ協会」の認定を受ける。
卓越したピッツァ職人。

2人目は農家の「ヤママナチュラルファーム」松浦雄太さん。
トッピングの野菜を生産し、鷹乃巣へ契約販売を始めた。
米とだだちゃ豆、野菜を生産する大農家。


鷹乃巣の軒先にできる行列
ピーク時は36席が満席になり、店外まで列ができる。

試作品第1号
ピッツァ職人の庄司さんからアドバイスをもらう前の試作品。

庄司さんアドバイス中
“大地の恵み”は緑のイスキアのビシソワーズ(ジャガイモの冷製スープ)に
雅也さんがヒントを得たことが始まり。
監修を務める庄司さんも熱が入る。


庄司さんが持ち込んだ材料
ナポリピッツァ専門店の緑のイスキアで使う食材を持ち込み、
ジャンルを越えたいろいろな味が試された。


試作品第2号
2人が完成させた試作品。
これを雅也さんが最終的に仕上げた。
ラーメンとピッツァでは培ってきた技術が違うが、
本物を追求したいという思いは重なり、
白熱した議論が交わされた。


ヤママナチュラルファーム
トッピングで使うラディッシュとモロヘイヤの契約栽培農家。
写真左で成育状況の説明しているのが、
全国にだだちゃ豆の個人客を持つ代表の松浦雄太さん。


テレビ取材を受ける
新作つけ麺はテレビ局の目も引くほどに。
雅也さんは「これからも人の輪をつなぎ、挑戦を続けたい」と語る。

非公開: 鷹乃巣

[住所] 鶴岡市小淀川谷地田50−1 [TEL] 0235-24-6616

[営業] 11:00~スープなくなり次第終了

[定休日] 木曜日 [駐車場] 9台